妊娠中に、お腹の中にいる胎児にクラシック音楽を聴かせてあげるとか、話しかけてあげるといった「胎教」が注目されていますよね。
胎教に効果があるかどうかは、現在の研究でもしっかりとした事実は解明されていないようです。
とは言え、妊婦というものは
という気持ちを、どうしても抱いてしまうものではないでしょうか?
胎教をやりましょう!
この記事では、胎教の中でも「読み聞かせ」に焦点を当てて、
- 読み聞かせのコツ
- 読み聞かせる教材や本
について大変参考になった書籍をご紹介し、その一部を解説します。
1.胎児にも「読み聞かせ」が良い
胎児の聴覚は、妊娠24週ごろから機能し始めると言います。
「そっか、耳が聞こえるなら」という事で
- 話しかける
- 音楽を聴かせる
- 読み聞かせ
をしてあげようと考えている妊婦さんも多いと思いますし、私も実際に「話しかける」は毎日やりました。
このうち、私は「読み聞かせ」を最も重視しました。
「頭がいい人は、ほぼ必ず読書好き」
私はこの感覚を、ほぼ確信に近いレベルで持っています。
このことから、我が子にも本を好きな子に育ってほしいなという思いがずっとありました。
本を好きになるかどうかは、まさに両親からの読み聞かせの量によるとの研究結果も多いらしく、特に幼少期の読み聞かせが、その子の将来の読書量を左右するとも言われています。
生まれてからではなく、もしかしたら胎児の頃から読み聞かせをする事で、さらに効果があるかもしれません。
それにどちらにしても、生まれたらたくさんの本を読み聞かせてあげたいと考えていましたので、胎児の頃から読み聞かせておけば、いい練習になるでしょう。
だから私は、胎教で読み聞かせにチャレンジしてみることにしたんです。
2.「正しい読み聞かせ」を教えてくれる本
しかし疑問が。
読み聞かせのコツって?
そもそもどんな本や教材を読み聞かせたらいいんでしょう?
この疑問に的確に答えてくれたのが、以下の本でした。
この本が
- 読み聞かせのコツ
- 読み聞かせにおすすめの絵本や本
を解説してくれています。
すごく読んでよかったと思える本です。
「え、そうだったの?」
と、紹介されている「ただしい読み聞かせ方法」に、きっと誰しも驚くでしょう。
この本で解説されている内容の一部だけをご紹介します。
ご興味が湧いたら、リンクを掲載しておくので、手にとってみてください。
3.読み聞かせのコツ

おなかの赤ちゃんに読み聞かせ。
生まれてくるわが子に、読み聞かせ。
胎児、あるいは生まれた赤ちゃんに絵本を読み聞かせてあげようと思ったら、どんな風に読んであげたいと思いますか?
言い換えれば、どんな読み方が「いい読み聞かせ」だと思いますか??
私はスラスラと、感情を込めて、登場人物に応じて声色を変えたり、スピードを変えたりしながら読むことが、「良い読み方」だと思っていました。
違うようです。
筆者は明確にこれを否定します。
少しだけネタバレになりますが
「スラスラ読んではいけない」
らしいです。
これまで思っていた常識をガサーッと覆してきます。
私たちは赤ちゃんの前で役者になる必要はなさそうです。
「赤ちゃんが聞き取れるように読む」
これが正解であり、本書はそのための音読のやり方について、細かく解説してくれています。
4.おすすめの読み聞かせ本は?
読み聞かせにおいては、どんな本でも良いというわけではないようです。
子どもや赤ちゃんが吸い込まれるように聴いてくれる
集中や関心が途切れない
こうした「読み聞かせに良い本」は実際に存在します。
逆にそうでない本を読むと赤ちゃんも気分が良くないようで、
結果として
「たくさん読んで聴かせたけど、本が嫌いになった」
という落とし穴にはまってしまうことになります。
筆者のいう「読み聞かせに良い本」の要素は
- リズムが良い
- 音が良い
- 日本語が美しい
らしいです。
本書では、おすすめの絵本や紙芝居を、子どもの年齢別に何十冊も、実際の本の名前を出して推薦しています。
1歳ごろから読み聞かせとしておすすめされている絵本が何冊かあったのですが、そのうち最初の一冊だけをご紹介します。
私は、とりあえず本書が薦めている絵本に沿って読み聞かせをやってみようと思いました。
ぜひ皆さんも、おなかにいる赤ちゃんに、いい本で、いい読み聞かせ方で、胎教を楽しんでみてくださいね。
おわり